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ノアの箱舟伝説(続編)

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第8章.神による再度のチャンス
その後、人間は再度のチャンスが与えられました。 また、動物は人間を殺してはならないと言われたそうです。 それは、人間が神に似せて創造されたといわれているからです。

第9章.箱舟の上陸地点
箱舟の上陸地点についてはアララト山(5165m)だとされています。 アララトの意味は4つの頭のある山という意味で、かなり厳しい山として知られているようです。

第10章.様々な発見
1952年:
1フェルナンド・ナヴァラ氏(仏)が、 アララト山に登った際、氷河の上に巨大な船体らしき陰を発見。 2年後、再調査の際、船を支える梁の一部らしきものを採取。 その後、エジプトのカイロ博物館にその黒ずんだ木片を持ち込んだ。 鑑定の結果、材質は糸杉であって、加工のあとも見られ、 紀元前3,000年から4,000年のものであることが 明らかになった。

1959年:
トルコ空軍が撮影した航空写真には、 半分地中に埋まった長方形の船のような形がはっきり写っていた。 大きさは聖書のものと一致するという結果だった。

第11章.箱舟の場所
北緯39゜26′4″、東経44゜15′3″、海抜1870メートルの地点というのが有力。

第12章.有名な箱舟地形(この中に箱舟が埋まっているという)


第13章.解明
聖書などに基づくノアの箱舟伝説の説明・科学的な 発見などについて広い範囲にわたり説明してきたつもりである。 では箱舟伝説は真実なのか!?という本題に入りたい。 まず、ノアの箱舟伝説は紀元前4500年ごろに起きたとされている。 これはアララト山で見つかった加工の跡がある木片により説明がつく。 では当時の洪水の有無。 これについては現在では起きたという意見が有力である。 実際、当時のメソポタミア周辺では大洪水を示す証拠が数多く見つかっており、 考古学・科学的にも認められている事柄である。 もし、大洪水が起こり、それを聖書では過剰表現して 表しただけならば理解は容易である。 しかし、8人のみ箱舟で逃れ、現在に至っているというのは 説明が容易ではない。 しかし、このことは不可能とも言い切れない。 しかしながら、遺伝的状況・ 動植物の移送などを考慮すると 地球規模での箱舟伝説の可能性は低いと思われる。 つまり、ノアの箱舟伝説が正しいと仮定しても大洪水伝説は 1部の地域だけで起きた可能性が高い。 また、洪水の起きた日数は真実ではない可能性が高い。 40日という日数はイエスが断食をした日数であり、 「罪を清める」という意味がキリスト教徒の間には存在する。 つまり、これは明らかに神の裁きによって浄化されるという 意味をもつようにやはり過剰表現である可能性が高い。 私の意見としては早くトルコが調査中止命令を解除して、 本格的な調査をはじめていただきたい。
第14章.謎と解答(不思議捜査官:香藤 瑠奈)

Q1:気象条件において、果たして地表が覆い尽くされるような雨が降り得るだろうか。
ノアの大洪水以前、地球は厚い雲の層で覆われており、 極地でも赤道付近でも関係なしに、地球全土が温室効果的な状態にあり、 緑豊かな状態であったという説があり、 この雲が何らかの状態変化によって雨となって地上に降り注いだ場合、 地球上の陸地が全て水没するくらいの水分を蓄えていた可能性があるようです。 これは、極地において石炭やマンモスの冷凍遺体が発見される 科学的説明にもなっているようです。なぜなら、石炭のほとんどが 熱帯・亜熱帯に存在する樹木であり、それが比較的若い年代の 地層から発見されるのは、そこが昔、熱帯・亜熱帯気候であった 説明がつくのだそうです。それにマンモスが絶滅したのはさほど 昔の話ではなく、時代的にノアの大洪水の頃と一致するそうです。

Q2:地表を覆い尽くしたそれらの水は、どこへ消えたのか。
地球を覆っていた雲の層がなくなったことにより、 地球全体の温室効果がなくなり温度差のハッキリした状態が作り上げられ、 極地を覆っていた水が凍り、凍ったことによって減った水の分だけ、 陸地が現れたという説が挙げられます。 現代でも温暖化により極地の氷や永久凍土等、 地球上に存在する氷全て溶け出した場合、世界は水没するのでは、 という意見も出されています。 北極海に浮かぶ氷や南極大陸の氷山、北欧の氷河や エベレストなどに存在する氷塊の量は、トータルに 換算するととてつもない量になるのです。

Q3:箱舟に乗った生命以外、絶滅したのか。
この問いに対し、人間に関しては解答は「YES」という答えに近いようです。 人間の遺伝子を調べ、その起源を探るといった研究が世界中 で行われていますが、よく耳にするのは「一人の女性に行き着く」 などといった内容の報告です。その女性がアウストラロピテクス なのかイヴなのかはわかりませんが、最近の報告では原人といった 古い時代ではなく、比較的最近、学者によっては ノアの洪水の時代あたりと適合するといわれているようです。
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