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バミューダトライアングル(続編)

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続編。魔の三角海域をめぐる様々な仮説

強力な電磁波説

情報提供において人気がある説であり、 強力な電磁波は物体を消滅(移動?)させるといわれている。 また、これは実験も行われたともいわれており、 アメリカ軍はエルドリッジ号を使った公開実験で、 この強力な電磁波を使い、船体を消失させる実験を成功させているという。 (このフィラデルフィア実験については映画版としてレンタルされているという) しかし、この時は完全に成功したわけではなく、 船舶が戻ってくると大半の人が死亡していた(しまった)とされている。 仮にこれが事実ならば全ての仮説を凌駕する説である。

異次元空間説

この説は上記の強力な電磁波説と似た説であるが、それが 科学的に行われたものであるのか自然に発生したものであるのか は限定していない。 謎の説明がつく説であるが、 メカニズムなどは説明できないため、他の説を検証し、 徐々に説を絞ってゆく必要がある。

COFEE BREAK〜世界の消失事件〜
世界にはバミューダトライアングルに関わらず様々な消失事件が報告されている。 その一つが1915年にノーフォークで起きた事件である。 この事件は第一次世界大戦中、267人のイギリス兵が雲のかかった山の中腹に突進し、 全員が雲に隠れた後、その雲が急に動き出して移動し、267人のイギリス軍が 消えてしまったという事件で、報告元は同じ場所で戦っていたニュージーランド の兵士達である。彼らはどこにいってしまったのか… その後の調査でこの土地の農夫が何体かの遺体を埋めたことが分かっているが、 全員の確認は出来ていないという。この事件には果たして何か隠された謎があるのだろうか…

ハイドレード説

この説は科学的に説明する際にとても有力である。 ハイドレードとは、動物などの死骸が積もって層になり、 その後、メタンに変化し、このメタンがさらに固まったものが ハイドレードである。 実際に、バミューダトライアングルにも海底に 大量のハイドレードが埋まっていることが分かっている。 では、この例を確かめてみよう。 まず、船舶の場合だ。 ハイドレードが何らかの理由でメタンに 変化し、気体となって海上に浮き上がってくる。 もし、この際に船舶が通っていたらどうなるのだろうか。 これについては以前実験が行われた。 結果は、船舶は浮力を失い、一瞬で海底に沈んでしまった。 つまり、船舶が突如消えるということについて、この説で十分に 対応できる。 では、次に航空機について考えてみよう。 先ほどと同様に、気体であるメタンは海中を上昇し、 空気中に現れてくる。 また、メタンは空気より軽いため さらに上昇し、航空機のエンジン停止、 または空中分解を起こす。 つまり、航空機にも当てはまる。 しかし、この完璧とも思える 説によって決着がつかない理由は、 一部の意見だが、燃料が切れているはずの 数時間後、数日後、数年後に突如現れたともいわれているためだ。 (空気よりメタンが軽いという 簡易証明:大気中の分子量は29.5程度であり、 メタン(CH4[右下小文字])の分子量は(12+1×4=16) である。そのため、メタンのが大気より軽いということになる) [計算式の補足説明: 全ての原子は元素の周期表にまとめられる。 周期表の元はメンデレーエフによって発見され、 性質が周期的に変化することが知られている。 また、計算式について補足をすると、 原子の質量は非常に小さいため相対値で表されており、 12[左上小文字]Cの炭素原子が12と定められている]


他にも様々な仮説が立てられており、簡単に問題点を紹介する。

ダウンバースト説 (短所:低空で発生するため高度が高いところでは発生しない)

古代文明干渉説 (短所:UFO説と同様に根拠が無いとされている)

隕石衝突説 (短所:衛星が捉えており、確率的に可能性は低い)

さて、以上のように皆さんの意見に基づき、 私の主観を出来る限り取り入れず (メタンの補足説明は個人的に追加した)、 様々な説をご紹介してきたが、 皆さんはどのような印象を受けただろうか。 最後に私自身の意見を述べさせていただけるならば、 やはりハイドレード説が有効であると考えられる。 今までハイドレード説で決着を見なかったのは 残骸が見つからないという主張に基づいていた。 しかし、先述したが、最近になって 過去に起きた事故の残骸が発見され始めている。 電磁波説には「なんとも言えない」という 意見が適当だろう。事実としてそのようなことが 起きるのかという科学的なことが分かっていない。 また、投稿により、時空を越えて飛行機などが突如出現したという 「逆バミューダ」という存在も今回知った。 今後もさらに原因究明や、メカニズムなどの調査が行われてゆくだろう。
不思議捜査官による情報提供

日本の小笠原諸島周辺のドラゴントライアングルも同様に恐れられているらしいです。
不思議捜査官「のの」による情報提供

フィラデルフィア実験の実際の(表向きの) 目的は船体に着磁した磁場を取り除き「磁気水雷」に 船体を反応させないようにするためだと言われています。
不思議捜査官「ともちゃん」による情報提供


(C)欧州宇宙機関

最近、海藻のホンダワラが大量発生して、夜間、葉緑素が緑色の蛍光を放つ様子 が環境衛星で捉えられました。これで幾つかの例と"つながる"可能性があると思います。
当サイト内の関連ページもお楽しみください

人体発火現象」 「海洋学


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