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エル・ドラード

数奇な運命に巻き込む黄金郷「エル・ドラード」は実在するのか!?
不思議捜査官達の意見を元に長官が作成

エル・ドラードの意味

今回は黄金郷として知られる 伝説の「エル・ドラード」にスポットを当てる。 エル・ドラードは黄金郷としてよく知られているが、 本来の意味は全身を金粉で塗った人のことを指す。
伝説の始まり…


最初に、エル・ドラードに関する伝承の始まりなどについて説明していきたい。 エル・ドラードは南米のジャングルの奥深くにあるとされる黄金郷である。 現在エル・ドラードのことについて書かれているのがドキュメント512号。 リオデジャネイロ(ブラジル)の国立図書館文書部に保管されている。 このドキュメント512号はポルトガル探検家が書き残したものだが、 彼の手から直接戻ってくることはなかった… このドキュメント512号は彼がインディオに託したものである。 では、ドキュメント512号の日本語訳文書を一部掲載しよう。

「山の山頂に達した我々は、息を飲むような景観がその先に広がっているの を目の当たりにした。そこにはブラジルの王宮さながらの大きな都市の ようなものを見た。恐らくかつてはたいへんな数の人々が居住していたと 思われる。しかし、今となってはその影もなく、静寂が一体を支配していた。 その都市は全てのものが巨大で、他のどんな場所とも比較できないほど 異質だった。都市の入り口には非常に高い三つのアーチがあった。 真ん中のアーチは特に巨大であり、解読不能の文字が刻まれていた。 我々は河岸のふちに入ってみた。すぐ苦労せずに砂金を手に入れる ことが出来た。」

また、今度はインディオ達が語り継いできた伝承を紹介しよう。

「アマゾンの奥地には白い肌を持つ種族がいる。彼らが住む地域には、 古い石像物と都市の廃墟がある」
探検家


映画『インディー・ジョーンズ(主演:上写真、ハリソン・フォード)』はフォーセット大佐がモデル。

1537年、ケサーダは1000人の探検部隊を率い、 現コロンビアの奥地に向かった。実際に目的地まで到達 できたのは200人余りである。彼らは高原に出た。 そこにはチブチャ族の村が広がっていた。 彼らは一風変わった儀式を行っていた。 それは、全身に金粉と塗り、筏から湖に飛び込み、 上がってくるというものだった。 そこで、探検家一行は族長をエル・ドラードと呼んでいたのを聞いた。 そして20世紀にはイギリス陸軍大佐・ アトランディスなどの研究家であるパーシー・フォーセットが探検に出かける。 フォーセット大佐はあの有名な映画「インディ・ジョーンズ」のモデルだ。 また、フォーセット大佐はその都市に「神秘のZ」と名づけた。 1920年にはマットグロッソ州都クヤパから密林地帯へと足を踏み入れた。 1回目は馬が急死するなどの理由から撤退を余儀なくされ、 1925年には二回目の探検を決行した。 5月29日には2人のポーターが探検を拒否し、 原稿・写真などをそのポーターに託して彼らを帰らせた。 そしてその後フォーセット大佐との音信は途絶えた…

フォーセット大佐の奇妙な運命

フォーセット大佐にはミステリーが常につきまとっていた。 大佐はセイロン(現:スリランカ)に赴任することが 度々あった。1886年には僧衣を纏った、 知らない人物から「あなたを長い間待っていました。 これがあなたの守り神になる」と言われ、 仏陀の彫刻を送られた。 フォーセット大佐はニーナという人物と結婚しており、 インドの北からやってきたという聖者たちに 「ニーナは5月の仏陀の日に世界の新しい人種の父となる男児を産む。 その子が成長した時、遠い南の地で、父親に同行し、二人とも行方を絶つだろう。 ただし、それは夫妻の子息が新しい文明の胸中に戻るためなのである。」 と言われたそうで、月日が経過した5月19日、仏陀の祭典の日に ニーナはジャックという男児を産む。 その後はいうまでもないが、聖者達の予言の通りになる… フォーセット大佐はこのエル・ドラードがアトランディスの 植民市だと考えていた。彼がこう考えるのは 二度目の探検の前の予備調査で一部を発見してい たためであるとといわれている。 これが全て事実なら、予言通りフォーセット大佐は無事に 黄金郷エル・ドラードにたどり着き、息子と合流したのかも知れない…

解明編



黄金郷エル・ドラード。 何か神秘的なイメージと 大佐のミステリアスな人生が伝わってくる。 真実を追うためのキーワードはあの文書・伝承・予言が 真実か虚偽かの二択になる。 もし真実なら、黄金郷エル・ドラードは存在した可能性は否定できない。 しかし、気になる点は 本人が直接伝えた記録はないということだ。 確かに黄金郷は存在する可能性はある。 日本も昔は黄金の国ジパングと呼ばれるほど資源が豊かだった。 金粉を体にまとい、飛び込むということも信仰心と金の発掘場所を 見つければ非現実的な話ではない。 インディオ達に伝わる伝承も気になる点だ。 廃墟になったあとに目撃しており、 渡って来たヨーロッパの人の可能性がある。 当時、大航海時代の幕開けで、 たくさんのヨーロッパ系の人々が流れて来ていた。 そのため、そのインディオ達は彼らを目撃した可能性もあるのだ。

黄金郷、エル・ドラードは実際に調査を行うことが結果に結びつく。 しかし、アマゾンは保護区が多いため容易に調査を行うことは難しい。 また、衛星が使える現代で発見できないということは、 存在していたとしても密林と一体化し、 完全に廃墟と化していると考えられる。 フォーセット大佐が無事にたどり着けたことを願い、 今回の調査を終了する。
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