インド・パキスタン バーミヤーン アフガニスタンのカブール付近にある仏教遺跡。 そこには、断崖を削って作られた高さ53メートルもの大仏像と無数の石窟がある。 モヘンジョダロ パキスタン南部にあるインダス文明の中心都市。 紀元前25〜前18頃栄えた。 区画整理された町並みや下水道整備などすぐれた都市計画がなされていた。 ハラッパー インダス文明の代表的な都市遺跡の一つ。 パキスタン中東部、パンジャーブ地方サヒワルの西方20キロ、 ラービ川左岸に位置する。1922年のインド考古局の サハニによる発掘後、バッツ、ウィーラー らが発掘を行ったが、全容は、後世の破壊によってモヘンジョダロ ほどに明確ではなく、西側の城塞部とその周辺が明らかにされているのみである。 カジュラーホ インド北西部にある10世紀前後の寺院群。 壁面にはヒンズー教の神々の彫刻が残る。 アジャンター インドのデカン高原にある仏教石窟群で、紀元前1〜後7世紀のもの。 内部に美しい壁画が描かれ、インド仏教や当時の生活様式が分かる。 エローラ インド、オーランガーバード市の北西20キロにある中世初期の石窟寺院群。 エローラ村の東方に南北に連なる岩山の斜面に約2キロにわたり、 主要窟34、その他いくつかの小窟よりなる。 第1窟から第12窟は仏教で7世紀、第13窟から第29窟はヒンドゥー教 で7〜8世紀、第30窟から第34窟はジャイナ教で9〜12世紀につくられ、 インドのおもな宗教を網羅している。 建築的にもっとも興味深いとされているのは第16窟の 「カイラーサナータ」である。 |