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ジャージーデビル(続編)


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五章.ジャージーデビルをめぐる仮説と検証

地球上に現れた悪魔説
名前からも分かるように、目撃されたのは 悪魔であったという説だが、なぜこの地域で 数多く現れるのかという科学的根拠なども乏しく、可能性は高いとは考えにくい。

嘘、伝説、集団ヒステリー説
ジャージーデビルは嘘、集団ヒステリーであったという説。 この未確認生物に限ったことではないが、数々の目撃情報が嘘であったという 可能性は常に考えられる。特に、この事件の場合には嘘、または 噂など一種の都市伝説という可能性は高いと考えられる。

野犬、野生動物などの誤認説
暗い森の中などで野犬などの野生動物を誤認する可能性は高く。特に ジャージーデビルのように噂などを聞いていた場合などは 無意識のうちに関連付けてしまう傾向が強い。 また、目撃情報が一致しないことはこの誤認説を支持するものであると考えられる。

ヒトと何らかの遺伝子疾患との関係説


ヒトが何らかの遺伝子疾患によって変化したのではないかという説。

翼竜、恐竜など古代の生物の生き残り説
翼竜などの生き残り説は一部の研究者の間では 支持されている。しかし、実際には個体数を維持するにはかなりの 生息数が必要であり、可能性としては低いと考えられる。

遺伝子操作によって作り出された生物説
ジャージーデビルは極秘に実験が行われ、 研究所、または地球外生命体によって作られた生物という説で、 否定出来ないが、可能性としては高いとはいえないだろう。

最終章.ジャージーデビルの正体

ニュージャージー州で目撃される、ジャージーデビル。 果たしてその正体は何だろうか…、 私が注目したのはその起源だ。 ジャージーデビルとその起源は他の未確認生物に比べて密接に関係している。 ジャージーデビルをめぐる起源のほとんどはその出生であり、 「子供が悪魔だった」という事が共通している。 科学的にはヒトの子供の腕が翼に変化するという可能性は解剖学的に ほとんど無く、誇張・伝説である可能性が高いだろう。 これらの出生と関連して考えられるのは遺伝子疾患だ。 ヒトの染色体は46本あり、性染色体、常染色体の二つに分けられる。 性染色体によって性別が決定し、男性では「XY」、女性では「XX」となっており、 性染色体の異常としては「血友病、色盲」などがある。 また、常染色体の異常としては「ダウン症候群」「ネウ・ラクリヴァ症候群」 など極めて症例が少ないものも考えると数千種類の遺伝子疾患がある。 特に、ネウ・ラクリヴァ症候群などは生まれつき、頭が小さく、 下顎が無いなど、外見的にも大きな違いが見られる。 血友病などのような遺伝子疾患は、 両親が劣勢の遺伝子を持っていた時に初めて影響が現れる場合が多い。 そのため、近親婚などの場合には劣勢と劣勢が掛け合わされて 遺伝子疾患が現れる場合が多く、 近親婚がみられる文化などでは同じような遺伝子疾患が多くなっているのだ。 ジャージーデビルは、人々が遺伝子疾患によって 個性的な外見をした子供を恐れ、噂になったという可能性が高いのではないだろうか…、 あるいは、地球に現れた悪魔か…
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