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ミステリーサークル(続編)

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第六章.謎を解くための重要なキー。それは奇妙なデータ…

ミステリーサークルの謎を解く上でポイントとなるのは奇妙なデータである。 それが、人為的な説を否定する主な理由となっていた。 先ほど紹介したが再度紹介しよう。

「麦畑の麦には異常な組織変化が見られた」
「サークル内では電磁波が確認された」
「ハエが麦にしがみ付いたまま死んでいた」


これらが宇宙人説などの根拠ともなっている。 しかし、調べてみるとこれらのデータが必ずしも信頼出来る 内容のものであるとは言い切れないことが分かる。 麦畑の麦については、生命力が強いことと関係しているのではないかと いわれており、電磁波については地形的な事と関係しているとも言われている。 また、ハエについては殺虫剤で死んでいたといわれており、 事実、ミステリーサークル以外の麦畑でもハエが 同じような状態で死んでいる場合が多々あるという。

第七章.技術的な問題

ミステリーサークルが人為的に行われた理由を否定する内容として、 今挙げた「奇妙なデータ」と同様に「技術的な問題」が考えられていた。 しかしながら、この技術的な問題についても様々な道具、 知恵、綿密な計画を駆使することによって解決出来ることが分かってきている。 また、深夜のうち、一晩でサークルが完成出来る理由についても後で紹介することとなる。

第八章.ダグとデイブ

この二人の証言はミステリーサークル研究者だけでなく、 世界に多きな衝撃をもたらした。 なんと、ミステリーサークルの一部は彼らが作成したというのだ…

第九章.ミステリーサークルを作る人々…

彼らの証言以後、ミステリーサークルを作成する グループが幾つかあることが明らかとなった。 イギリスだけでも団体は20を超えるという。 現在、彼らは注文によりサークルを作る事も行っているという。 また、テレビなどにも登場し、数時間で見事なサークルを完成させた。 では夜中になぜサークルを作ることが出来たのだろうか。 それは「月や星の光」だという。 また、一部のグループは赤外線をも駆使しているというのだ。 技術的に果たしてどの程度まで可能なのだろうか…

第十章.四大サークルの見本

ミステリーサークルを作る彼らの技術はどれほどなのだろうか。 今まで現れた中でも四大サークルは 特に高度で難しいといわれている。 しかし、これすらも人為的に作られた。 しかも、これら4つのサークルは ジョン・ウィルソン「モザイク模様の描き方」の同じページに 描かれていた。

第十一章.公表しない理由

今でこそミステリーサークルを公認のもとで作成するグループがあるが、 なぜ、今までのミステリーサークルを作るたびに公表しないのだろうか。 その理由は公表することによって賠償責任が生じるためである。 ミステリーサークルを作るためには大きい面積で麦や花などを倒す必要がある。 しかし、これらは農業用であるので、 公表すると金銭的な責任が生じることにもなる。

最終章.ミステリーサークルの真実

今まで紹介してきたようなミステリーサークルのほとんどは 人為的なものであったことが分かってきている。 また、今までこれを否定する理由として「奇妙なデータ」「技術的な問題」 が考えられていたが、奇妙なデータは科学的根拠に乏しい内容で、 技術的には可能であることが立証された。 しかし、中には数秒で作られたという証言もある。 これは、果たして偽証なのか。それとも…
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