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ヘビの真実(続編)


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第8章.ヘビの天敵

ヘビには多くの天敵がいる。 ほとんどの種の天敵となるのは鳥類だ。 また、一部のヘビに対してはクモ、サソリなども天敵となることがある。 しかし、なんといってもヘビの一番の天敵は人間だろう。 生息地を脅かし、ヘビ革として商用目的で"狩って"しまう。

第9章.踊るヘビ

ヘビといえばコブラを想像する方もいらっしゃるだろう。 インドなどで笛に合わせて籠の中で踊るヘビはテレビなどでも よく放送されている。 しかし、ヘビは笛の音楽に合わせているのではなく、 笛の動きに合わせて動いているのではないかと考えられている。

第10章.巨大ヘビとツチノコ


ヘビに対して興味を持つ理由は様々であると思うが、 巨大ヘビとツチノコは人気がある。 巨大ヘビといえばアナコンダが有名で、 南アメリカ、アマゾン川などに生息している。 過去に目撃された例では10メートル以上の大蛇も目撃されているから驚きだ。 ツチノコは日本でも注目を浴びたが、ヘビの研究をしている多くの学者は 日本で目撃されるツチノコに対してその信憑性を疑っている。 捜査官が調査した「ツチノコの正体」も参考頂きたい。

第11章.ヘビが恐れられる理由、毒!!

古代文明などの歴史を見てみると、 ヘビが恐れられる理由はその形態なども影響しているが、 現代ではその理由として毒ヘビの存在が考えられる。 このような毒は捕食、外的から身を守る役割などがある。 毒液によって獲物を動けなくすると同時に 消化を助ける働きもある。 また、外的から身を守る手段としても有効だ。 ある種のヘビは毒液を数メートル先にも正確に吐き出すことが出来る。 毒液はもともとは一種の"唾液"であったと考えられている。 この毒液を有しているのは約450種だといわれており、 全体のヘビの約5分の1程度だと考えられている。 毒の影響として大きな問題になるのは 毒の強さ、量、体の部位(血管からの位置も)などである。 毒ヘビに噛まれた場合については専門サイト様 などに譲るが、その目安の一つとして毒牙の有無も重要だ。 傷口に浅い傷があり、その中に1、2個深い痕ががある場合には毒牙の可能性がある。 しかし、先ほど紹介したように毒ヘビに噛まれても 毒が注入されていなかったり、量が少ない場合などがある。 このような毒ヘビに噛まれないようにするには どうするのが良いのだろうか。 それは、触ったり殺したり近づかないことが重要である。 特にヘビの体長の2倍以内には入ってはならない。 また、ヘビは"死んだふり"をする場合があるので注意が必要だ。 また、完全に死んでいてもむやみに触れるのは危険である。 完全に死んだヘビでも口の中に触れたりすると反射として 口を閉じる場合があるのだ。実際に、過去にこの事故もある。 また、噛まれてしまった場合には 傷口を心臓よりも下の位置にし、噛まれたヘビの形や色などを覚え、 安全にヘビを捕まえることが出来るならば持って行くのも良いといわれているが、 これがさらなる危険を及ぼす可能性があるので臨機応変に対処すべきである。 そして、直ちに医療機関にかからなければならない。 毒ヘビに噛まれた症状は、数分で症状が現れることがあるといわれているが、 数時間後に症状が出ることもあるので、自己判断を行わずに医療機関に行くべきである。 特にコブラによる毒は症状が遅く出て、致命的な症状を引き起こす。 また、噛まれた場合には 毒だけではなく、「細菌」による 破傷風、ガス壊疽などの危険もある。

第12章.日本の毒ヘビ

日本の毒蛇としてはマムシ、ハブ、ウミヘビ、ヤマカガシなどが 生息している。実際に、ハブによる死亡は年に数件起きており、 マムシとハブの血清が用意されている。

最終章.ヘビと人間

以上、ヘビについて紹介してきた。 ヘビについてはまだまだ分からないことも多く、以上の内容についても 最新の研究では過去のものになっているかもしれない。 ヘビは古代より神、悪魔などの使いなど様々な 言い伝えなどが残っている。どちらにせよヘビは私達とは大きな関係を持ってきた。 私達はヘビをどちらにせよ畏敬の念を持って接してきたのだろう。 最後は毒ヘビなどを紹介してきた。 毒ヘビは確かに私達にとっては危険な存在として受け入れてしまうのは 仕方のないことだろう。 だからといって毒ヘビを殺して良いかというとそれは 否定される。 現在、世界には2600種を超えるヘビが生息している。 これは、彼らが生態系の中で重要な位置を占めており、 進化が受け入れられた証拠でもある。 "彼ら"はげっ歯類などを食べ、その結果、生態系が保たれている。 ヘビがいなければ小動物の占めるウェイトが増え、 ネズミなどが増加する。 極端な話になるかもしれないが、ネズミが大量に増加すると 不衛生化を招き、ペストなどの大流行を招く危険性もある。 あの黒死病として恐れられたペストを媒介するノミは主に ネズミを通して人間に伝わった(人間に感染して肺ペストになると 咳によってヒトからヒトへも移る)、 また、最近のペットブームではヘビを飼育するという 人も増えてきた。 しかし、ヘビなどの爬虫類は本来野生以外での飼育が難しい生き物である。 そのため、中途半端な気持ちならば飼育するのを辞めるべきだ。 もし、飼う場合には責任感と同時に、専門の書籍などで勉強してゆく必要があるだろう。
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