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地上に刻まれた謎。ナスカの地上絵は何を物語っているのか!?

不思議捜査官達の意見を元に長官が作成
ナスカの地上絵

アンデス山脈。ここにはナスカ人が残した巨大な地上絵がある。 比較的安い値段でセスナから見ることが出来るので 観光スポットとしてもとても人気がある。 現代人を魅了する これらの地上絵は誰が何のために作成したのだろうか? その謎に触れてみよう。

それは砂漠に広がっている

ナスカはペルー南部とアンデス山脈に挟まれた砂漠地帯にある。 そしてここには人々の興味をひく巨大な地上絵が残っている。 例えば、コンドルなどの鳥類、トカゲ・ヘビなどの生物、 サル、クモ、人物絵などで、滑走路のようであると言われている幾何学模様もある。

地上絵の不思議


上記に述べた中で不可解な謎が既に存在する。 サルはアンデスの山を越さないと生息していない。 当時インカ人は山を越えて交流を図っていたのであろうか? 更に不思議なことはクモ。 このクモには描かれている生殖器より、リキヌレイ属というアマゾンに生息する 珍種といわれているのだ。はたしてこれは 当時のナスカ人がアマゾンに入り、 それを描いたということを意味しているのだろうか… 注目を浴びているのはこれだけでなく、 一般にフクロウ人間といわれている地上絵も例外ではない。 あなたは上の写真を見て何を思うだろうか…

ナスカの地上絵をめぐる仮説

このように謎に包まれたナスカの地上絵には様々な仮説が立てられている。 過去に様々な研究などが進み、徐々にナスカの地上絵のことが分かりかけてきた。 しかし、未だに"何の目的に?"という問いに対し、 はっきりとした答えは出ていない。

ここでは人気がある二つの説を挙げてみよう。

【天文説】
ライヘ博士が提唱。 太陽・月などを観測していたという仮説で、 地上絵の作成方法は小さい図形を用意し、 ヒモ・杭などを用いて比例拡大していく方法を挙げている。

【宇宙船発着場説】
デニケンが提唱。 「ストーンヘンジ」の研究家でもあるであるホーキンズが天文説 の欠点を多数指摘したことにより、この説が出てきて一部では一躍注目を浴びた。

現在まで残っている理由

なぜ地上絵が何千年も侵食されずに残っていたのかということを考えてみよう。 第一に、極端にこの辺り一帯が降水量が少ないということが影響している。 そして、重要なのは地形の構造であると考えられる。 この辺りは硬い土壌が下にあり、その上に土砂が積もるような構造になっている。 また、坂に描かれていることが多く、もし雨が降っても流れ出て、 浸透することが少ない。この複合的な影響により非常に長い間 残っていると考えられる。



最終的に、ナスカの地上絵の目的は?

宇宙船離発着説はたいへん面白い。 しかし、最近の研究結果などを見てくるとさらに可能性は低くなってゆく一方である。 ナスカの地上絵の年代測定には炭素14元法が用いられ、調べられたのは、 直線のラインの端に残されていた杭である。 この杭は何のために用いられたのだろうか。 恐らく、ライヘ博士が唱えた作成方法に用いられた可能性が高いだろう。 つまり、必ずしも天文説ではないとしても、作成方法は拡大図法だった可能性が高いと考えられる。 また、宗教説は、常に可能性として消すことは出来ない。 また、最近の見方が存在する。 それは、「支配階級が気球に乗って、 上空から地上に描いた絵を楽んでいた」というものである。 テレビでは実験により、当時の再現も行われた。 確かにこの説ならば、上空から見ても地上絵を楽しむことが出来ただろう。 今後も進展次第追記してゆく。
不思議捜査官からの情報提供

ナスカの地上絵は雨乞いのために描かれたという仮説も有力らしいです。
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