検索エンジンで来られた方は「トップページ」から他の不思議もご覧下さい(CRC JAPAN)

タイムトリップ理論(続編)

このページは続きの文章です。検索で来られた方は「こちら」からご覧下さい。
4、過去・未来へはいけるのだろうか
1・2・3を踏まえてついに真相に迫る。 タイムスリップの真相は「光時計」という物を使えば簡単に証明でき数式を完成させることが出来る。光時計というのは図4のようになっていて、発光部から発光した光は15万Km先の鏡の反射して1秒後返ってくるはずだ。
非縮小版は「こちら

これを高速で動いているロケットの中に入れて、飛んでいるときの様子を考えてみよう。 宇宙船の中からその光時計の光を見たときは、 1秒後にもちろん返ってくるが、次に外から見たときのことを考えてみてほしい。 図5のように光が斜めに見えるはずだ。これを数式に表してみよう。 表すのが難しそうだが、基本的な三平方の定理によって表すことが出来る。

図5のようにそれぞれの辺をA,B,Cとおく。

非縮小版は「こちら

光速度=c
地球時間(静止時間)=t
船内時間=x
宇宙船速度=v

そして、辺Aは外から見たときの横方向の移動距離は単純にv×tである。 アインシュタインが提唱した光速度不変の原理よりロケットの中の光速度は、 宇宙船の外から見ても同じはずなので、 辺Bは、船内時間xとすると光時計の長さは単純に速度×時間となりc×x さらに辺Cは光時計をロケットの外から見ると、光線は斜めに見える。 そうすると辺Cは光速度×時間なのでc×tになる。 そして三平方の定理からc^2=a^2×b^2になるので(^2は二乗という意味である)
(ct)^2=(vt)^2+(cx)^2 という式が成り立つのだ。 これを整理すると、 t=x/√(1-v^2/c^2) となり、さらに x=1/√(1-v^2/c^2) この式はローレンツ因子と呼ばれ、図6のような関係になる。
非縮小版は「こちら

つまり、光に近づけば近づくほどロケットの中の時間は地球時間より遅くなる。 つまり、これは未来へ行くことが可能であるということを意味している。 しかも、少しでも動いていれば、ほんのわずかではあるが未来に行っていることになる。 つまり未来にはいけるのだ。(現在の技術では不可能) では過去にいけるのか? 残念ながら、私は無理であると思う。 上の数式に光速以上の数を、当てはめれば分かると思うが√の中身がマイナスとなってしまい 虚数になってしまうし、それ以前の問題として、 例えば母と子がいて子がロケットに乗って、過去へいったら、母より年上になってしまうのだ。 そんな矛盾した現象が起きてしまうので、私は無理であると思う。

そして結論 単純にいうと未来にはいける。(というかわずかだがもういっている) そして過去にはいけない。(諸説あるが私はこう思う) こういう結論に達したのである。

・・・余談ですが・・・
光に近づけば近づくほど未来へいけると書きましたが、とすると歩いてもほんのほんのほんのわずかですが、未来へいっていることになります。ここでは具体的に、もしハワイまで飛行機に乗ったらどのくらい未来へいけるでしょう。実際に計算してみます。
γ=1/√(1-v^2/c^2)より、
そしてv=約1000km
γ=1/√(1-秒速約0.3km^2/300000km^2)
γ=1/√(1-0.09/90000000000)
おっと天文学的な数字になってきました。
γ=1/√(1-0.000000000001)
γ=1/√(0.999999999999)
γ=1/0.9999999999994999999999999875
γ=1.0000000000005000000000002625
飛行機の船内では一時間あたり1.0000000000005000000000002625になるわけでハワイまで八時間かかるから ×8で≒8.000000000004
つまり船内では8時間なのに外は 8.000000000004時間となる。
そしてこの0.000000000004時間というのは 0.0000000144秒です!
そして0.0000000144秒未来へ行っていることになります。一応未来には行けているんですね!
当サイトの関連ページもお楽しみください。

タイムトラベル」 「宇宙の謎」 「宇宙人
宇宙人の目的」 「火星人の姿」 「物理学の世界へ


トップページへ戻る